みなさん、「ボートレースは公営競技の中で最も当てやすい」という噂を聞いたことはありますか?
結論これは大半の場合で正しいです。
なぜなら、競馬は5~18頭、オートレースは8車、競輪は9車で行われ、競艇は6艇という予想の組み合わせの数が少なくなるためです。
また、競馬単体と比較すると、馬の予想をするより人の予想をする方がある程度予想を組み立てやすいということもあるかもしれません。
そこで今回は、ボートレースの的中率や回収率について具体的に解説していきます。
的中率と回収率の違いについて紹介します。
的中率とは「舟券が的中する確率を表す数値」で、数値が高ければ高いほど的中しやすいです。
的中率はあくまで「的中する確率」のため、的中したからといって絶対に稼げるわけではありません。
例えば、「トリガミ」と言って、予想が的中したのにも関わらず、その配当額が低いために、購入金額より配当金額の方が低く、マイナス収支になってしまうこともあります。
回収率は「自分の舟券の成績がどのくらいプラス収支を上げているか、どれほどの負け額が出ているかというものを示す数値」で、回収率が高ければ高いほど稼げていることになります。
稼いでいくためには、最終的に的中率よりも回収率を重視しなければなりませんが、どちらも重要な数値のため、早いうちに覚えておいておきましょう。
平均的中率はどのくらい?
まずは平均的中率について紹介します。
ボートレースの情報を見ているとよく聞くのが1/120という数値
これは、最も組み合わせ数の多い3連単での的中率です。
それぞれの公営競技での3連単の的中率は以下のようになっています。
- 競馬:1/4896(18頭立ての場合)
- オートレース:1/336(8車立て)
- 競輪:1/504(9車立て)
これを見ると、ボートレースがいかに当たりやすい競技であるかがわかるでしょう。
ちなみに、ボートレース全体の券種でいう平均的中率は10/212で約4.7%となっています。
しかし、これらはあくまで全ての出走者が均等に勝つ場合の的中率です。
それぞれの公営競技に言えることですが、レーサーや馬によって勝率(強さ)は変わるため、これより明確に予想しやすくなるでしょう。
特にボートレースではコースごとの勝率が大幅に異なるため、的中率は比較的上げやすい競技となっています。